みんなお疲れさまだぜ。そして夜露死苦な。
この記事ではポジショニング事例について、重要性と俺たちのアウトプット方針、見方、使い方を書いていくから夜露死苦。
俺たちTaiki&Jumpeiの「マーケティング事例だけのブログ」は、マーケティング戦略立案の基本プロセスにあるSTPのP:ポジショニングから始まるぜ。勿論他の各プロセスについても今後アップしていくから、待っててな。
「関連記事:マーケティング事例だけのブログについて - マーケティング事例だけのブログ」
にも書いた通り、このブログはマーケティング戦略立案の基本プロセスを理解するための説明を書いていくものではない。ポジショニングの詳細を説明していくものでもない。
あくまで実践に寄与する事例をアウトプットをしていくからな。
ポジショニングの詳細を理解したい方はk-bird氏の「ポジショニング戦略とはl戦略的ブランドポジショニングの手法と事例」の記事を読むと理解が深まると思うぜ。
関連記事:https://www.missiondrivenbrand.jp/entry/kaitai_positioning
ポジショニングの重要性
ポジショニングとは?
まず一般的なポジショニングの定義は、以下だ。
ポジショニングとは、ターゲット顧客の頭の中に、自社製品について独自のポジションを築き、ユニークな差別化イメージを植えつけるための活動。顧客に自社製品のユニークな価値を認めてもらうことで、競合製品に対して優位に立つことを目的にしている。
参考:ポジショニングとは・意味|MBAのグロービス経営大学院
上記も踏まえ、俺たちTaiki&Jumpeiはポジショニングを以下のように考えている
『ポジショニングとは、人の頭の中に独自のブランドポジションを築きあげること。』
ポジショニングは、商品どうしにおける違いを生み出すことではなく、人の頭の中で独自のポジションとして根付かせていくことだ。ポジショニングと言うと、ついつい商品どうしの違いに目がいってしまいがちだが、俺たちはHuman Firstで考えているぜ。
商品どうしにおける違いを生み出さずとも、人の頭の中に”少し新しい切り口”を創出できれば、商品は自ずと独自のポジションとして人の頭に根付いてゆき、独自の土俵に持ち込むことができるようになるんだ。本来ならば、商品開発の段階からポジショニングの独自性を明確に定めておくことは理想だ。
しかし「既に世に出ている商品をどうにかしたい…」と悩んでいる読者の方も非常に多いと思う。
独自の土俵を創るのは今からでもできるから、諦めないでくれ。
独自のブランドポジションを築いていくために
人の頭の中に”少し新しい切り口”を創出できれば、と述べたが、切り口創出の際は「商品ベネフィット」の視点が有効だ。ブランドの神様デビット・アーカー氏は、ベネフィットには3つの種類があると提唱している。3つのベネフィットの意味はそれぞれ以下だ。
- 自己表現ベネフィット:商品を手に入れることで得られる自己表現・自己実現のかたち。
(自分らしくいられる・ありたい自分に近づけるetc) - 情緒ベネフィット:商品を手に入れることで得られるプラスの感情。
(安心感・解放感・充実感・贅沢感・癒し感etc) - 機能ベネフィット:商品が持つスペックにより、もたらされる便利さや利益。
(便利だ・安い・使いやすい・早い・おいしいetc)
かつては、他社よりも優れた商品の「機能ベネフィット」を発信し、理解してもらえれば物が売れる時代だった。しかし、世の中に物があふれかえる現代においては、「機能ベネフィット」だけで独自のブランドポジションを打ち出すことは難しく、それだけでは物が買ってもらえなくなっているよな。
そこで「情緒ベネフィット」や「自己表現ベネフィット」で人の共感を生み出すような切り口で、商品の独自性を伝えていくことが有効になってくるんだ。
ここで勘違いしてはいけないのが、「機能ベネフィット」を伝えることが間違っているわけではないということだ。「機能ベネフィット」が生み出す納得感【左脳】と、「情緒ベネフィット」と「自己表現ベネフィット」が生み出す共感【右脳】の両面を持ち合わせていることが重要だ。
つまり、この商品ベネフィットの2つの視点をうまーく使いこなせれば、人の頭の中に”少し新しい切り口”を創出でき、商品は独自のポジションで戦えるようになる。
ちなみに、俺たちTaiki&Jumpeiは商品ベネフィットは上記3つのみ、というわけではないと考えている。時代の流れと共に世の中で求められる商品ベネフィットも変化していくだろう。例えば、”社会ベネフィット”のような「商品がもたらすより良い社会のかたち」といった考え方も今後重要になってくるだろうな。
ポジショニング事例のアウトプット方針、見方、使い方
ここからは本題、俺たちTaiki&Jumpeiのポジショニング事例のアウトプットについて説明していくぜ!
このブログでポジショニングを考える際は以下のような「ベネフィットフレームワーク」を使うぜ。
そして様々な商品・サービスのベネフィットフレームワークを頭で考え言語化してアウトプットする。商品がいま実際に発揮している商品ベネフィットから、まだ発揮されていない商品ベネフィットまで、俺たち独自のアングルで見つけ出して事例とする。
重要なスタンスは、人(ターゲット)を入口として商品ベネフィットを生み出していくということ”Human First”だ。商品を入口にしてしまうと、途端に「情緒ベネフィット」と「自己表現ベネフィット」が生み出せなくなってしまうんだぜ。ここは結構要注意だからみんなも気をつけてな!
人(ターゲット)によって商品に備わるベネフィットは変わってくるんだ。そこも含めて俺たちは見つけ出していくんだぜ。
ベネフィットフレームワークの見方、使い方は何となく分かってくれたよな!
俺たちの”ポジショニング事例”は次の記事から始まるから、しっかりと見ていってほしい。
以前の記事でも言っているが、この記事を読む方の中にこんな方はいないだろうか?
- 「開発した新商品の真の価値を見つけ出したい!」
- 「商品開発のヒントが欲しい!」
- 「売上が下がっている商品に新たな価値を与えたい!」
俺たちはそんな方々の思考の触発材として力になれればと思っている。
それじゃあ次回から、Taiki&Jumpeiがマーケターとしてのプロのアウトプットを全力でやっていくから、
みんな、夜露死苦な。
最後に
今回もお疲れ。俺たちTaiki&Jumpeiの記事はどうだった?面白いよな。
俺たちのアウトプットはみんなに見て欲しい。そしてディスって欲しいと思っている。
それが俺たちのスキルアップの根源となって、このブログの質をどんどん上げてみんなのためになる好循環を生んでいくんだぜ。
俺たちはみんなのディスりを愛として受け止めていくし、共に高めていくスタンスで挑んでいくからよ。俺たちが考え出したアウトプット事例をすぐに見てやる!という方は読者登録やTwitterへのフォローを夜露死苦お願いするぜ!
みんなまじで引き続き夜露死苦な。
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